配車センター
INTERVIEW.1
原田 恒夫2017年 入社
Question.1
入社の動機は?
以前勤めていた会社が59歳の頃に潰れてしまいました。年齢も年齢だったのでなかなか雇ってもらえるところがなく困っていたところ、友人がこの会社を紹介してくれたんです。建築関係の倉庫作業でフォークリフトを15年くらい操作していましたし、2トン車で東京周辺を回っている時代もありました。車の運転という視点では長く続けていることだったので、頑張ればやれそうかな、と思っていましたね。
Question.2
初めての乗車のときは
どんな気分でしたか?
最初の頃はいつも吐きそうなくらい緊張しました(笑)。もともとサービス業じゃなかったですし、これまでは自分一人で運転している仕事が多かったことにも気付きました。建築資材の運搬では、現場に職人さんがいなければ置いて帰るだけで人とのコミュニケーションもほとんどありませんでしたし・・・。ただ、慣れてくると気持ちも変わってきましたね。
一つの場所でじっとしていることはあまりなく、車を走らせていれば景色も状況もいつも変化するので、それが楽しく感じられました。いつの間にか「案外自分にも向いているのかな」と思えるようになっていましたね。
Question.3
仕事のやりがいは?
今までは建築資材を一人で運んでいましたが、タクシーにはお客様が乗ってきてくださいます。時によっては、お客様と会話することもありますし、話していて「この人は波長合うなあ」と思うとちょっと心が温かくなったり…。とは言っても、その時間はほんのひととき。最終的にはどんなお客様も目的地で降りていきます。その時は寂しさを感じるような気もしますが、でも、こうしたささやかなやりとり、日々のできごとがやりがいにつながっているとも思います。
Question.4
運転で気を付けていることはありますか?
車の割り込みはよくあることですが、ここでカッカして心が乱れないようにしています。怒ってしまうと注意散漫になったり丁寧な運転ができなくなったりしてしまいますから。そして、やっぱり事故を起こさないことですね。これに尽きます。心の安定もそうですし、どうしても眠いときがあれば無理しないでちょっと仮眠するのも大事です。自宅では猫が私を待ってくれているので、「ちゃんと帰らなきゃなあ」と思い、日頃から安全運転を心掛けています。
Question.5
オフの過ごし方は?
飛行機やプロペラのついた複葉機などのプラモデルをいじるのが好きですね。最近では70時間かけて帆船を作りましたよ。この仕事はまとまった時間がとりやすいので、私の趣味とも相性がいいです。ただ、飼っている猫が作っている途中のプラモデルを壊してしまうこともありますけどね(笑)。
あとは旅行も趣味で、全国各地を回ってきました。残すところは富山や福井などの北陸地方のみ。4回出番・3日休みという仕事のリズムで、月に3回は3日休みがあります。そこで有給を絡めれば1週間のお休みをとることもできるんですよね。チャンスを見つけて近いうちに行ってみたいものです。